「本土の人が沖縄のことを知らない」コトを知ること
2011年01月25日
■本土の人は、沖縄の人が考えているほど沖縄のことを知らない!
年度末も控え、来年度のことが新聞やTVでも良く取り上げられている。
相変わらずステロタイプに「沖縄観光入り客1千万人」ということが
昨年再選を果たした仲井真知事の言葉や色々な記事などで
声高に取り上げられている。
そのの中には、リピーターが8割を超えていることを論拠に
「観光客」という統計としての数で沖縄の基幹産業を論じていることが多い。
沖縄にお世話になって10年を超える内地人として
本土にいる時に感じていた沖縄と住んでみての沖縄の違いに
今でも驚くことがある。
本土人は、沖縄人が考えているほど沖縄のことを知らないのである。
「観光入り客1千万人」なんてことをまじめに考えている人たちは、
沖縄人がこうあってほしいということを観光客としてに期待しているのだろうが
本土人の知っている沖縄の情報は観光情報とTV番組で
紹介された情報と考えた方が良い。
■沖縄人が本土人に伝えたいことがなんだかわからない
改めて観光雑誌や沖縄で作られた観光パンフレットを見てみると
「観光客の皆さん、いらしてください!お安くしておきます!」
なんて感じの情報ばかりである。
本土の昔の仲間が沖縄に来るときに
「どこか沖縄を感じられるところを教えろ!」
なんて相談がある。
そんな時私は逆に
「沖縄で何がしたいの?」
と質問することが多い。
「おいしい魚が食べたい!」
「子どもだましの体験でない、本当の沖縄に触れたい!」
「観光ではわからない沖縄を知りたい!」
とか、この連中は沖縄ファンが多く、何回か沖縄に来ている。
本島は、3回目で観光地としていくところは一通り回ってしまった
なんてコトを言い出す輩である。
彼らが求めていることは、「観光」ではない。
しかし、沖縄発の情報は「観光」情報ばかりである。
沖縄の空気が自分に合うことを感じているリピーターが求めていることと
沖縄人が「観光」として伝えようとしていることは間違いなくギャップがある。
何を伝えなければいけないか?
変に沖縄を気に入り、自分の知りたいことや、やりたいことがなかなか見つからないので
私のように沖縄在住内地人に色々注文をつけてくる輩も、最後に落ち着くことがある。
「おば~やおじ~と話がしたい!」
今まで回っていた観光地の売ろうとするすごいパワーに辟易としていて
「観光」という商売でない普段の沖縄を「探検」したいということになる。
そんな時、私は那覇のおば~がやっている食堂を紹介することが多い。
そんな食堂は、昔の建物ではっきり言ってきれいではなく、
食べるものも沖縄そばとチャンプルーくらいしかなく、
決しておいしい店ではない。
その上、おば~たちは本土に人間の標準語は理解しても方言で話すので、
はっきりいって何言っているのかさっぱりわからない
そんな食堂である。
営業しているかどうか行って見なければわからないし、
メニューが全部あるかも行かなければわからないような店であるが
行った輩は感動して連絡してくれる。
忙しい時間をはずして行けといっているので、
結構長居をするようで1時間くらいゆんたくしてもらってくるようである。
そんな食堂が気に入って、沖縄に来るたびにお土産持って
顔を出すようなこともあるようである。
こんなことが、本土人が探している沖縄の一つの姿なのかもしれない。
沖縄が伝えなければならないことは、
「観光」でない沖縄人と本土人の接近遭遇のできる場所なのかもしれない。
最近残念なことがある。
私の大切なリストからおば~のやっている食堂が消えていっている。
廃業したり、亡くなられたりと理由は色々であるがとても残念である。
このブログを見て、元気なおば~がいる食道があったら是非お教えいただきたい。
■今日のポイント
①沖縄人が考えている本土人と実際の本土人は沖縄のことをリピータでも知らない。
②本土人が求めていることを沖縄人が理解することが必要なのでは?
③おば~の食堂は、沖縄リピーターにとって毒にも薬にもなる。
④「観光」という考え方を沖縄は捨てる時期かもしれない。
年度末も控え、来年度のことが新聞やTVでも良く取り上げられている。
相変わらずステロタイプに「沖縄観光入り客1千万人」ということが
昨年再選を果たした仲井真知事の言葉や色々な記事などで
声高に取り上げられている。
そのの中には、リピーターが8割を超えていることを論拠に
「観光客」という統計としての数で沖縄の基幹産業を論じていることが多い。
沖縄にお世話になって10年を超える内地人として
本土にいる時に感じていた沖縄と住んでみての沖縄の違いに
今でも驚くことがある。
本土人は、沖縄人が考えているほど沖縄のことを知らないのである。
「観光入り客1千万人」なんてことをまじめに考えている人たちは、
沖縄人がこうあってほしいということを観光客としてに期待しているのだろうが
本土人の知っている沖縄の情報は観光情報とTV番組で
紹介された情報と考えた方が良い。
■沖縄人が本土人に伝えたいことがなんだかわからない
改めて観光雑誌や沖縄で作られた観光パンフレットを見てみると
「観光客の皆さん、いらしてください!お安くしておきます!」
なんて感じの情報ばかりである。
本土の昔の仲間が沖縄に来るときに
「どこか沖縄を感じられるところを教えろ!」
なんて相談がある。
そんな時私は逆に
「沖縄で何がしたいの?」
と質問することが多い。
「おいしい魚が食べたい!」
「子どもだましの体験でない、本当の沖縄に触れたい!」
「観光ではわからない沖縄を知りたい!」
とか、この連中は沖縄ファンが多く、何回か沖縄に来ている。
本島は、3回目で観光地としていくところは一通り回ってしまった
なんてコトを言い出す輩である。
彼らが求めていることは、「観光」ではない。
しかし、沖縄発の情報は「観光」情報ばかりである。
沖縄の空気が自分に合うことを感じているリピーターが求めていることと
沖縄人が「観光」として伝えようとしていることは間違いなくギャップがある。
何を伝えなければいけないか?
変に沖縄を気に入り、自分の知りたいことや、やりたいことがなかなか見つからないので
私のように沖縄在住内地人に色々注文をつけてくる輩も、最後に落ち着くことがある。
「おば~やおじ~と話がしたい!」
今まで回っていた観光地の売ろうとするすごいパワーに辟易としていて
「観光」という商売でない普段の沖縄を「探検」したいということになる。
そんな時、私は那覇のおば~がやっている食堂を紹介することが多い。
そんな食堂は、昔の建物ではっきり言ってきれいではなく、
食べるものも沖縄そばとチャンプルーくらいしかなく、
決しておいしい店ではない。
その上、おば~たちは本土に人間の標準語は理解しても方言で話すので、
はっきりいって何言っているのかさっぱりわからない
そんな食堂である。
営業しているかどうか行って見なければわからないし、
メニューが全部あるかも行かなければわからないような店であるが
行った輩は感動して連絡してくれる。
忙しい時間をはずして行けといっているので、
結構長居をするようで1時間くらいゆんたくしてもらってくるようである。
そんな食堂が気に入って、沖縄に来るたびにお土産持って
顔を出すようなこともあるようである。
こんなことが、本土人が探している沖縄の一つの姿なのかもしれない。
沖縄が伝えなければならないことは、
「観光」でない沖縄人と本土人の接近遭遇のできる場所なのかもしれない。
最近残念なことがある。
私の大切なリストからおば~のやっている食堂が消えていっている。
廃業したり、亡くなられたりと理由は色々であるがとても残念である。
このブログを見て、元気なおば~がいる食道があったら是非お教えいただきたい。
■今日のポイント
①沖縄人が考えている本土人と実際の本土人は沖縄のことをリピータでも知らない。
②本土人が求めていることを沖縄人が理解することが必要なのでは?
③おば~の食堂は、沖縄リピーターにとって毒にも薬にもなる。
④「観光」という考え方を沖縄は捨てる時期かもしれない。
Posted by ひらりん at
17:56
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今日のモバイルオフィスは、とまりんのハーバーポイント
2011年01月25日
今日は、とまりんの宮脇書店のところにある
ハーバーポイントでモバイルオフィスしています。

〔泊港を見ながらHotSpotしています。〕
ここはホテル沖縄かりゆしアーバンリゾート那覇の経営しているカフェ
泊港と泊大橋が良く見える2階にあり、今もフェリーけらまが
寄港して接岸しようとしています。
あまり利用者もいないので静かなカフェです。
ホットスポットとしては、窓際のカウンター席に
無線LANとなぜか有線LANの接続ができるサービスコンセントもあります。
仕事が早めに終わったりした時は、ここで内職することも多いですね。
サービスコンセントとFreeの無線LANが完備している
沖縄では貴重なHotSpotです。
ハーバーポイントでモバイルオフィスしています。

〔泊港を見ながらHotSpotしています。〕
ここはホテル沖縄かりゆしアーバンリゾート那覇の経営しているカフェ
泊港と泊大橋が良く見える2階にあり、今もフェリーけらまが
寄港して接岸しようとしています。
あまり利用者もいないので静かなカフェです。
ホットスポットとしては、窓際のカウンター席に
無線LANとなぜか有線LANの接続ができるサービスコンセントもあります。
仕事が早めに終わったりした時は、ここで内職することも多いですね。
サービスコンセントとFreeの無線LANが完備している
沖縄では貴重なHotSpotです。
今日のバーチャルオフィスは1or8
2011年01月20日
約1ヵ月ぶりの久々のアップです。
今日は、朝から用事があり、今、那覇国際高校の正門前の
Cafe One or Eightで内職しています。

Cafe One or Eight
http://www.1or8.jp/
沖縄でオフィスの外で打合せをする時、
東京のような大都市と違ってビジネスで使いやすい場所って
ないですよね。
最近、喫茶店も少ないし、車社会の沖縄なのですが
ファミレスもとても少ない。
結局、
「あそこのマクドナルドで待ち合わせをしよう!」
なんてコトがしょっちゅうです。
マクドナルドも、ソフトバンクの提供しているFi-Wi(有料)が使えるので
昨日も名護で夜の講座の準備してました。
そんな中で、このCafe One or Eightは、無料でWi-Fiも使えるし、
コピーも取れる。その上、サービスコンセントがある
一人用のカウンター席まであるので良く使わせていただいている場所です。
SOHOしているといつもノートPC持ち歩いていて、
どこでもオフィスがとても重要な要素でなので、
時間が少し空いたりした時は1or8見たいな場所は重宝している。
沖縄の90%以上の事業者が10人以下の組織で
中小企業の統計にも外れる零細企業であるにもかかわらず
この1or8のようなビジネス利用歓迎という場所が
沖縄にはほとんどないのは皆さん困っていると思うのですが
どうなんでしょうね。
たぶん、大半の人が1or8のようなビジネスサロン的な場所の
存在も、必要性も知らないのが現実なんでしょう。
大都市のようなインキュベーション施設は色々できてはいるが
どちらかというと入居者に対するテナントビルのようなところばかり!
東京のような民間型のインキュベーション施設を
沖縄に作ることをシミュレーションしてみようかと考えています。
まあ、今のインキュベーション施設は公設民営の状況からやむをえないのでしょうが、
そろそろ沖縄のインキュベーション施設もビジネスサロン機能を
考える時期に来ているのでは何てこと考えながら、
今日はこれくらいにしておきましょう。
今日は、朝から用事があり、今、那覇国際高校の正門前の
Cafe One or Eightで内職しています。

Cafe One or Eight
http://www.1or8.jp/
沖縄でオフィスの外で打合せをする時、
東京のような大都市と違ってビジネスで使いやすい場所って
ないですよね。
最近、喫茶店も少ないし、車社会の沖縄なのですが
ファミレスもとても少ない。
結局、
「あそこのマクドナルドで待ち合わせをしよう!」
なんてコトがしょっちゅうです。
マクドナルドも、ソフトバンクの提供しているFi-Wi(有料)が使えるので
昨日も名護で夜の講座の準備してました。
そんな中で、このCafe One or Eightは、無料でWi-Fiも使えるし、
コピーも取れる。その上、サービスコンセントがある
一人用のカウンター席まであるので良く使わせていただいている場所です。
SOHOしているといつもノートPC持ち歩いていて、
どこでもオフィスがとても重要な要素でなので、
時間が少し空いたりした時は1or8見たいな場所は重宝している。
沖縄の90%以上の事業者が10人以下の組織で
中小企業の統計にも外れる零細企業であるにもかかわらず
この1or8のようなビジネス利用歓迎という場所が
沖縄にはほとんどないのは皆さん困っていると思うのですが
どうなんでしょうね。
たぶん、大半の人が1or8のようなビジネスサロン的な場所の
存在も、必要性も知らないのが現実なんでしょう。
大都市のようなインキュベーション施設は色々できてはいるが
どちらかというと入居者に対するテナントビルのようなところばかり!
東京のような民間型のインキュベーション施設を
沖縄に作ることをシミュレーションしてみようかと考えています。
まあ、今のインキュベーション施設は公設民営の状況からやむをえないのでしょうが、
そろそろ沖縄のインキュベーション施設もビジネスサロン機能を
考える時期に来ているのでは何てこと考えながら、
今日はこれくらいにしておきましょう。
インターネットを活用する目的
2010年12月13日
■なぜ、インターネットを使うんですか?
色々なところで地域活性化や人財育成のコーディネートや講師をしていると
「ブログ作っているんです。」
「ホームページ見てください。」
と、色々な人たちのインターネットサイトを見ることがとても多くなります。
皆さん、色々工夫をされたり、とてもきれいな写真を使ったりして
一生懸命にブログをやホームページを作っています。
中には、きっと儲かっていて予算があるんだと思うのですが
Flashを使った写真が色々入れ替わるかっこいいサイトを
作られている皆さんもいらっしゃいます。
皆さん、インターネットでお客様に自分のブログやHPを見てもらうように
がんばっているんだな~!えらいな~!
私なんかいつも三日坊主なのに~!
なんて、いつも自己嫌悪になってます。
私自身が余りマメな人間でないので、ブログもなかなか続かないんです。
このブログは、何とかビジネスブログとして今まで担当させていただいた
沖縄の地域でがんばっている皆さんに「知ってもらう」と
ビジネスのヒントになるようなことをまとめてみたい!
と考えてビジネスブログとして再挑戦みたのですがいつまで続くでしょうか?
■ブログやHPを始めた目的は?
まあ、自分のことはさておきまして、
皆さんがインターネットにブログやHPを開設した一番最初の目的を
思い出してみてください。
目的は、なんでしたか?
何ではじめようと思ったのですか?
色々な目的や動機があると思います。
「インターネットで自分たちの商品を売りたい!」
「今の時代、ブログやHPくらい持っていないといけないから!」
「ネットに詳しい人に、やった方がいいよ!といわれたから!」
色々な目的や動機があったと思います。
■ブログやHPを開設していることが目的になっていませんか?
ある中堅のメーカーの社長さんから
「HPで通販をしてみようと思って開設したけれどぜんぜん売れないね~!」
なんて話をされたことがあります。
その会社のHPをチェックしてみると、会社の概要、商品の紹介、ショップと
機能はきちんとしていました。
デザインもきちんとしているので、たぶんWebデザイン会社に製作を
委託していたと思います。
そのサイトを見ての私の感想
「そのHPに出ている商品を買いたいと思わない!」
皆さんも、色々な会社のHPやショップサイトを見ていて
「面白くなさそう!次!」
なんて経験は少なからずあるんではないですか?
そんなときの皆さんって、
「お客様の視点」で、そのサイトを見ているんですね。
「次へ行こう!」
なんて感じさせるサイトって、カタログの焼き直しになっていたり
見にくかったり、何か、そのサイトが売ろう売ろうとしているのが
みえみえだったりしていると思いませんか?
■お客様視点でサイトを考える
逆に、いつの間にか長居をしてしまっているHPってありますよね。
そんなHPやブログを思い出してください。
そして、なぜ、自分はそのHPで長居をしてしまったのか?
って、考えてみてください。
たぶん、そのような長居をしてしまうサイトって
・知りたいことがわかりやすく書かれている
・情報を見つけやすい
・情報が整理されて知りたいことがすぐわかる
というような感じじゃないですかね。
見ていて、こんなHPを探していたんだよね!
なんて、考えながらそのサイトを色々見てしまっていることでしょう。
この「お客様視点」をサイトを運営している皆さんが意識できているか
いないかで見る人たちの反応ってだいぶ違ってしまいます。
■まず、検索エンジンで「検索」という時代になりました。
細かいことは、改めてページを作りますが、次のことを考えてみてください。
インターネットで情報を探そうとするとき、まず最初に何をしますか?
私は、googleで調べたいことのキーワードで検索します。
ググリます!
皆さんもgoogleなり、yahooなりでまず検索していると思います。
大半の人たちも検索エンジンは、「検索する人」が
「検索したいキーワード」で検索します。
検索する人たちって、ビジネスを考えた場合、お客様ですよね。
お客様が、探して判り易い情報でないと、別の同様な検索結果に飛んじゃうんです。
皆さんが最初にブログやHPを開設しようと考えた時は、
お客様とつながって、何とか自分たちのことを知ってもらって、
商売につなげたいな~!
と思ったのではないかと思います。
この「お客様とつながりたいな~!」
を実現するためには「お客様視点」でブログやHPを作っていかないと
「検索」からつながるインターネットの世界では
本当の目的を実現することにならないんです。
皆さん、自分もお客様なんだということを思い出して
自分のHPやブログ見直してみてください。
■私が脱帽しているサイト紹介します。
宮古島で、地域の有機農家の皆さんといっしょに商品開発をしている
インターネットでお客様との関係作りをとても丁寧にされている
サイトがあります。
とても私にはまねできないのですが、勝手にご紹介させていただきます。

〔お客様をとても大切にしていることがわかるart of tidaのサイト〕
art of tida
サイト: http://www.artoftida.jp/
ブログ: http://artoftida.ti-da.net/
ぜひ、皆さん、サイトとブログをチェックしていただくとともに
できれば商品を注文してみて、宮古島のお店にも行ってみてください。
皆さんも、art of tidaのようにはすぐに同じようになることは難しいと思います。
art of tidaのオーナーがインターネットと実際のお店と商品をどのように考えて
お客様との関係作りをされているかということを研究されるだけでも
皆さんのビジネスのヒントがあると思います。
今日は、これくらいにしておきます。
Good Luck! v(^_^)
色々なところで地域活性化や人財育成のコーディネートや講師をしていると
「ブログ作っているんです。」
「ホームページ見てください。」
と、色々な人たちのインターネットサイトを見ることがとても多くなります。
皆さん、色々工夫をされたり、とてもきれいな写真を使ったりして
一生懸命にブログをやホームページを作っています。
中には、きっと儲かっていて予算があるんだと思うのですが
Flashを使った写真が色々入れ替わるかっこいいサイトを
作られている皆さんもいらっしゃいます。
皆さん、インターネットでお客様に自分のブログやHPを見てもらうように
がんばっているんだな~!えらいな~!
私なんかいつも三日坊主なのに~!
なんて、いつも自己嫌悪になってます。
私自身が余りマメな人間でないので、ブログもなかなか続かないんです。
このブログは、何とかビジネスブログとして今まで担当させていただいた
沖縄の地域でがんばっている皆さんに「知ってもらう」と
ビジネスのヒントになるようなことをまとめてみたい!
と考えてビジネスブログとして再挑戦みたのですがいつまで続くでしょうか?
■ブログやHPを始めた目的は?
まあ、自分のことはさておきまして、
皆さんがインターネットにブログやHPを開設した一番最初の目的を
思い出してみてください。
目的は、なんでしたか?
何ではじめようと思ったのですか?
色々な目的や動機があると思います。
「インターネットで自分たちの商品を売りたい!」
「今の時代、ブログやHPくらい持っていないといけないから!」
「ネットに詳しい人に、やった方がいいよ!といわれたから!」
色々な目的や動機があったと思います。
■ブログやHPを開設していることが目的になっていませんか?
ある中堅のメーカーの社長さんから
「HPで通販をしてみようと思って開設したけれどぜんぜん売れないね~!」
なんて話をされたことがあります。
その会社のHPをチェックしてみると、会社の概要、商品の紹介、ショップと
機能はきちんとしていました。
デザインもきちんとしているので、たぶんWebデザイン会社に製作を
委託していたと思います。
そのサイトを見ての私の感想
「そのHPに出ている商品を買いたいと思わない!」
皆さんも、色々な会社のHPやショップサイトを見ていて
「面白くなさそう!次!」
なんて経験は少なからずあるんではないですか?
そんなときの皆さんって、
「お客様の視点」で、そのサイトを見ているんですね。
「次へ行こう!」
なんて感じさせるサイトって、カタログの焼き直しになっていたり
見にくかったり、何か、そのサイトが売ろう売ろうとしているのが
みえみえだったりしていると思いませんか?
■お客様視点でサイトを考える
逆に、いつの間にか長居をしてしまっているHPってありますよね。
そんなHPやブログを思い出してください。
そして、なぜ、自分はそのHPで長居をしてしまったのか?
って、考えてみてください。
たぶん、そのような長居をしてしまうサイトって
・知りたいことがわかりやすく書かれている
・情報を見つけやすい
・情報が整理されて知りたいことがすぐわかる
というような感じじゃないですかね。
見ていて、こんなHPを探していたんだよね!
なんて、考えながらそのサイトを色々見てしまっていることでしょう。
この「お客様視点」をサイトを運営している皆さんが意識できているか
いないかで見る人たちの反応ってだいぶ違ってしまいます。
■まず、検索エンジンで「検索」という時代になりました。
細かいことは、改めてページを作りますが、次のことを考えてみてください。
インターネットで情報を探そうとするとき、まず最初に何をしますか?
私は、googleで調べたいことのキーワードで検索します。
ググリます!
皆さんもgoogleなり、yahooなりでまず検索していると思います。
大半の人たちも検索エンジンは、「検索する人」が
「検索したいキーワード」で検索します。
検索する人たちって、ビジネスを考えた場合、お客様ですよね。
お客様が、探して判り易い情報でないと、別の同様な検索結果に飛んじゃうんです。
皆さんが最初にブログやHPを開設しようと考えた時は、
お客様とつながって、何とか自分たちのことを知ってもらって、
商売につなげたいな~!
と思ったのではないかと思います。
この「お客様とつながりたいな~!」
を実現するためには「お客様視点」でブログやHPを作っていかないと
「検索」からつながるインターネットの世界では
本当の目的を実現することにならないんです。
皆さん、自分もお客様なんだということを思い出して
自分のHPやブログ見直してみてください。
■私が脱帽しているサイト紹介します。
宮古島で、地域の有機農家の皆さんといっしょに商品開発をしている
インターネットでお客様との関係作りをとても丁寧にされている
サイトがあります。
とても私にはまねできないのですが、勝手にご紹介させていただきます。

〔お客様をとても大切にしていることがわかるart of tidaのサイト〕
art of tida
サイト: http://www.artoftida.jp/
ブログ: http://artoftida.ti-da.net/
ぜひ、皆さん、サイトとブログをチェックしていただくとともに
できれば商品を注文してみて、宮古島のお店にも行ってみてください。
皆さんも、art of tidaのようにはすぐに同じようになることは難しいと思います。
art of tidaのオーナーがインターネットと実際のお店と商品をどのように考えて
お客様との関係作りをされているかということを研究されるだけでも
皆さんのビジネスのヒントがあると思います。
今日は、これくらいにしておきます。
Good Luck! v(^_^)
観光客リピート率78.4%のお客様を大切にしましょうね。
2010年12月11日
■沖縄人が気付いていない事
沖縄県の基幹産業は、観光産業といわれています。
年間観光産業の沖縄にもたらす売上は、
4,289億円(平成21年度沖縄県観光統計実態調査)になってます。
観光産業を育成するために県も総合事務局も観光団体も色々なことをしています。
地域の皆さんも、それぞれの地域に観光客を呼び込もうと一生懸命です。
昨日、アップした国頭村のポスターの話もこのような考えに基づいて
色々な人たちが考えてかつて沖縄県の小さな村がやったこともないことを
実行したことはすごいことです。
地域の観光地情報、歴史、特産物、宿、食堂などなど
色々な情報を観光客に届けようとしています。
沖縄に10年間もお世話になっている内地人として、この様子を見ていると
「違うんだよな~!」
と、思うことが多くあります。
■数字の中の大切なこと
沖縄に年間569万人くらいが観光客として来沖しています。
その中の78.4%(平成21年度沖縄県観光統計実態調査)が
2回以上沖縄を訪れているリピーターとのことです。
始めてきた人 21.6%
2回目の人 20.0%
3回目の人 13.7%
4回目の人 9.5%
5~9回の人 18.5%
10~19回の人 8.8%
20回以上の人 8.0%
計算してみると5回以上沖縄旅行に来ている人たち
35.3% ( ・_ ・ ;)エ~ッ!!!
約1/3の人たちがリピーターです。
200万人が沖縄に何回か来ていただいているんです。
リピーターって、とても大切ですよね。
なぜなら、沖縄のいいところも悪いところもそれなりにわかってくれていて
それでも沖縄に遊びに来てくれる。
はたしてこの人たちを沖縄人は大切にしているのかな?
と感じることが良くあります。
沖縄県の観光に関する事業は観光客を「数」でいつも見ているようにしか思わない。
地域の自治体の対応も、そんな感じですよね。
まあ、沖縄の観光のゲートウェイといわれている那覇、
それも国際通りを見ているといかにお客様を自分のお店に
呼び込むかで一生懸命ですよね。
ここもやはり「お客様数×使ってくれたお金=売上」という感じです。
■自分がお客様の立場だったらと考えてみませんか?
沖縄の皆さんが、沖縄を訪れたお客様の立場だったらどのように思いますか?
何回も沖縄に来ていただいている人たちにとってどのように写っているんだろう?
って、考えている沖縄人がどれだけいるのかな?といつも心配しています。
お店としてお客様との関係作りは、別の機会に紹介させていただくとして
今回は、沖縄の「観光客」といわれている人たちの中のリピーターが
どんなことを感じて、沖縄をどのように思っているのか?
それでも、沖縄に通う理由ということを沖縄人に知ってもらいたいと考えています。
■「島田伸介のすべらない沖縄旅行ガイドブック」を読んでみよう!
TVで沖縄のことをよく紹介してくれ、ご本人も沖縄に住んでいると思われる
島田伸介さんの書いた「島田伸介のすべらない沖縄旅行ガイドブック」があります。
島田伸介というタレントが好き嫌いということでなく、
沖縄人にとても大切なメッセージを送っていると思いますので紹介します。

〔沖縄人に読んでもらいたい『沖縄ガイドブック』です。〕
■なぜ、沖縄人に読んでもらいたいのか?
それは、沖縄のいいところも、悪いところも十分に経験をしている
内地人の島田伸介さんが県内の色々なところを回られて感じられたことを
そのまま紹介したり、コメントしてくれています。
その内容は、ここでは紹介しませんので本読んでください。
なぜ彼は、沖縄のことを番組のネタにしたり、この本を書いたのか?
と考えてみると
島田伸介さんは沖縄が本当に好きなんだな~!
とても、沖縄を大切にしているんだな!
と私は感じました。
島田伸介さんが、彼がいろいろ沖縄のことを話すことで
「沖縄に行ってみよう!」と考える人たちがとても多いこと
彼はわかっていると思います。
自分が大切にしている沖縄で沖縄の悪い部分を知らずに体験し
いやな思いをしてもらいたくないということを考えているように思います。
書店で見た人もいらっしゃるでしょうが、
沖縄人の皆さんで読まれた方は少数でしょう。
この本、沖縄人にこそ読んでもらいたい本です。
■落とし穴の教訓/沖縄人の目と内地人の目
沖縄の多くの皆さんが基幹産業としての観光産業に何らかの関わりがありますよね。
「俺は、関係ないよ!」なんていわないでください。
特に大きな観光地やホテルがないような地域の皆さんには、
「島田伸介のすべらない沖縄旅行ガイドブック」を読んでください。
そして、彼の書いていることを素直にそのまま、
皆さんのところを訪れていただいた本土のお客様に聞いてください。
「島田伸介さんの本にこんなこと書いてあったんですがどう思いますか?」
なんて聞いてみると面白い反応があると思います。
沖縄人の考える
「観光客にはこうしたら良い!」
ということと
お客様である本土の人たちが考える
「沖縄に旅行してこんなことしたい!」
ということには大きなギャップがあります。
沖縄に10年住んでいる内地人が行っていることですから
あまり外れていないと思いますよ!
私なんか、知り合いが沖縄に来ると相談があるときにいつも行っていることは
「沖縄は日本だけど、今でも琉球王国だから日本との違いを楽しんで!」
と良く話しています。
変な意味ではなく、10年住んでいても違いが沖縄の個性を際立てていると思います。
特に、何回も沖縄に足を運んでいただいているリピーターであればあるほど
沖縄人の皆さんに聞いてもらいたいなと感じていること、
たくさんあると思います。
勇気を出して話を聞いてみましょう!
自分たちとお客様の視点の違いを沖縄基準で考えるのではなく、
お客様に聞いてみると、お客様の関係も深まるかもしれませんね。
今日も、長くなってしまいました。
最後までお付き合いありがとうございました。
(^ _ ^) /
沖縄県の基幹産業は、観光産業といわれています。
年間観光産業の沖縄にもたらす売上は、
4,289億円(平成21年度沖縄県観光統計実態調査)になってます。
観光産業を育成するために県も総合事務局も観光団体も色々なことをしています。
地域の皆さんも、それぞれの地域に観光客を呼び込もうと一生懸命です。
昨日、アップした国頭村のポスターの話もこのような考えに基づいて
色々な人たちが考えてかつて沖縄県の小さな村がやったこともないことを
実行したことはすごいことです。
地域の観光地情報、歴史、特産物、宿、食堂などなど
色々な情報を観光客に届けようとしています。
沖縄に10年間もお世話になっている内地人として、この様子を見ていると
「違うんだよな~!」
と、思うことが多くあります。
■数字の中の大切なこと
沖縄に年間569万人くらいが観光客として来沖しています。
その中の78.4%(平成21年度沖縄県観光統計実態調査)が
2回以上沖縄を訪れているリピーターとのことです。
始めてきた人 21.6%
2回目の人 20.0%
3回目の人 13.7%
4回目の人 9.5%
5~9回の人 18.5%
10~19回の人 8.8%
20回以上の人 8.0%
計算してみると5回以上沖縄旅行に来ている人たち
35.3% ( ・_ ・ ;)エ~ッ!!!
約1/3の人たちがリピーターです。
200万人が沖縄に何回か来ていただいているんです。
リピーターって、とても大切ですよね。
なぜなら、沖縄のいいところも悪いところもそれなりにわかってくれていて
それでも沖縄に遊びに来てくれる。
はたしてこの人たちを沖縄人は大切にしているのかな?
と感じることが良くあります。
沖縄県の観光に関する事業は観光客を「数」でいつも見ているようにしか思わない。
地域の自治体の対応も、そんな感じですよね。
まあ、沖縄の観光のゲートウェイといわれている那覇、
それも国際通りを見ているといかにお客様を自分のお店に
呼び込むかで一生懸命ですよね。
ここもやはり「お客様数×使ってくれたお金=売上」という感じです。
■自分がお客様の立場だったらと考えてみませんか?
沖縄の皆さんが、沖縄を訪れたお客様の立場だったらどのように思いますか?
何回も沖縄に来ていただいている人たちにとってどのように写っているんだろう?
って、考えている沖縄人がどれだけいるのかな?といつも心配しています。
お店としてお客様との関係作りは、別の機会に紹介させていただくとして
今回は、沖縄の「観光客」といわれている人たちの中のリピーターが
どんなことを感じて、沖縄をどのように思っているのか?
それでも、沖縄に通う理由ということを沖縄人に知ってもらいたいと考えています。
■「島田伸介のすべらない沖縄旅行ガイドブック」を読んでみよう!
TVで沖縄のことをよく紹介してくれ、ご本人も沖縄に住んでいると思われる
島田伸介さんの書いた「島田伸介のすべらない沖縄旅行ガイドブック」があります。
島田伸介というタレントが好き嫌いということでなく、
沖縄人にとても大切なメッセージを送っていると思いますので紹介します。

〔沖縄人に読んでもらいたい『沖縄ガイドブック』です。〕
■なぜ、沖縄人に読んでもらいたいのか?
それは、沖縄のいいところも、悪いところも十分に経験をしている
内地人の島田伸介さんが県内の色々なところを回られて感じられたことを
そのまま紹介したり、コメントしてくれています。
その内容は、ここでは紹介しませんので本読んでください。
なぜ彼は、沖縄のことを番組のネタにしたり、この本を書いたのか?
と考えてみると
島田伸介さんは沖縄が本当に好きなんだな~!
とても、沖縄を大切にしているんだな!
と私は感じました。
島田伸介さんが、彼がいろいろ沖縄のことを話すことで
「沖縄に行ってみよう!」と考える人たちがとても多いこと
彼はわかっていると思います。
自分が大切にしている沖縄で沖縄の悪い部分を知らずに体験し
いやな思いをしてもらいたくないということを考えているように思います。
書店で見た人もいらっしゃるでしょうが、
沖縄人の皆さんで読まれた方は少数でしょう。
この本、沖縄人にこそ読んでもらいたい本です。
■落とし穴の教訓/沖縄人の目と内地人の目
沖縄の多くの皆さんが基幹産業としての観光産業に何らかの関わりがありますよね。
「俺は、関係ないよ!」なんていわないでください。
特に大きな観光地やホテルがないような地域の皆さんには、
「島田伸介のすべらない沖縄旅行ガイドブック」を読んでください。
そして、彼の書いていることを素直にそのまま、
皆さんのところを訪れていただいた本土のお客様に聞いてください。
「島田伸介さんの本にこんなこと書いてあったんですがどう思いますか?」
なんて聞いてみると面白い反応があると思います。
沖縄人の考える
「観光客にはこうしたら良い!」
ということと
お客様である本土の人たちが考える
「沖縄に旅行してこんなことしたい!」
ということには大きなギャップがあります。
沖縄に10年住んでいる内地人が行っていることですから
あまり外れていないと思いますよ!
私なんか、知り合いが沖縄に来ると相談があるときにいつも行っていることは
「沖縄は日本だけど、今でも琉球王国だから日本との違いを楽しんで!」
と良く話しています。
変な意味ではなく、10年住んでいても違いが沖縄の個性を際立てていると思います。
特に、何回も沖縄に足を運んでいただいているリピーターであればあるほど
沖縄人の皆さんに聞いてもらいたいなと感じていること、
たくさんあると思います。
勇気を出して話を聞いてみましょう!
自分たちとお客様の視点の違いを沖縄基準で考えるのではなく、
お客様に聞いてみると、お客様の関係も深まるかもしれませんね。
今日も、長くなってしまいました。
最後までお付き合いありがとうございました。
(^ _ ^) /
目的は何だったのでしょうか?
2010年12月10日
■国頭村のすごいポスター
12月8日に名護市にある北部会館のロビーで
「おっ!なかなかやるな!」
というポスターを見つけました。

〔国頭村が作ったポスターを新宿?の地下鉄通路に貼っているポスター〕
見たところ、東京の丸の内線新宿駅の地下通路に
「やんばる ふんばる 沖縄国頭村 http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/」
と沖縄ではおなじみの自然の動植物がドカンと写った大きなポスターが
壁一面に貼られた様子を紹介するためのポスターでした。
大型ポスターを一面に20枚くらい貼っていて、
女子高生やサラリーマンが覗き込んでいる。
国頭村、お金かけているな~!
と沖縄でもこんなことやる自治体があるんだと驚きました。
やんばるの自然をアップにした写真!
「やんばるふんばる」というキャッチコピー!
インターネットで検索してもらうためにURLも大きく入っている!
商売柄、仕掛人はどこの広告代理店なんて考えてました。

〔国頭村が作った「わんな~島」のポスター〕
このかりゆしウェアのひげのおじ~のポスターなんか、なかなかのモンですよね。
ちょうど手元にネットにつながるノートパソコンがあったので早速URLを入力してみました。
どんなサイトが出てくるのか・・・期待して!
http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/
Enter!
(・_・;) エッ・・・!
■事件が起きました。
やっちゃいました・・・国頭村役場の皆さん・・・
ヤンバルクイナも、きのぼりトカゲ?も・・・???と
びっくりしていると思います。

〔ポスターのURLを入力して出てきた国頭村公式Webのページ〕
URLを入力して出てきたサイト普通のが役場のホームページだったら多くの人は
「あれっ?なんか違うな~!」
って、別のサイトに数秒で飛んでしまう。
それでも、何かあるかもしれないと画面を下の方にスクロールすると・・・

〔一番下に何かバナーがありましたよ・・・?〕
何のバナーだか小さくてよくわかりませんがカーソルを合わせてクリック!

〔やんばるー国頭のバナーをクリック!〕
あまり期待しないでいると・・・出た~!
国頭村の役場のサイトとはぜんぜん違うFlushサイトが出てきた!

〔癒しのやんばる~国頭村サイトトップページ〕
東京の地下鉄通路の大きくてたくさん貼ってあったポスターと
同じイメージのサイトがやっと出てきました。
さすが国頭村、お金かけてますね・・・?
■落とし穴の教訓/目的は何だったの?
このポスターのことを取り上げたのは、
せっかくなけなしの予算を使ってポスターを作って、
新しいインターネットサイトも作っても
見た人たちに親切にわかりやすく情報を伝えているかな?
という、ケーススタディーとして取り上げさせていただきました。
東京でストレスあふれる毎日を過ごしている人たちに
「自然あふれるやんばる国頭に来て見ませんか?」という
メッセージを伝えて、観光に来てもらおうという計画だったんでしょうね。
すばらしい企画なんですが、しっかり落とし穴にはまってます。
ポスターを見て、立ち止まった人がどのような行動をするか?
という、お客様の視点から関係者の中に誰も考える人が
役場や広告代理店か印刷会社の人の中にいなかった!
もったいない話ですね。
今年の夏、久しぶりに東京に出張したとき、驚いたことがありました。
山手線の中で座っている人の多くが携帯電話かiPhoneをいじっている。
iPhoneで新聞読んでたり、メールしている人たちが目に付きました。
今の時代、誰しもが携帯電話を持ち歩いている。
そんな人が、国頭村のポスターの前で立ち止まったら何をするか?という
ことをこのポスターの関係者は考えていなかったように思います。
その人は、携帯電話を出してURLをメモするために写真を撮る。
iPhoneやスマートフォン持っている人だったら
「バーコードがないな~!気が利かないな~!」と思いながら
ネットにつないで「国頭村」と検索する。
国頭村公式サイトを見て、あの小さなバナー小さい画面では探せないと思います。
結果的に、
「時間がないからいいや!」
ってiPhoneしまっちゃう人、多かった光景が目に浮かびます。
とても、もったいないです、残念ですね。
誰が悪いという犯人探しは必要ありません。
目的を実現するために色々考えた、良い企画ができた、けれど
インターネットとスマートフォンの時代なのに
お客様の視点を欠いたばかりにもったいないことになった事例です。
本当の目的を実現するよりも、
ポスターを作って、新しいサイトを作って、東京の地下鉄の通路に掲示して
国頭村は東京でこんなPRをしましたよというポスターも作って・・・
本当の目的はなんだったんでしょうね。
本当の目的から、何かやっているうちにみんなの意識の中にある目的が
だんだんに目先のことになってしまうことって、実は、良くあるんです。
インターネットの時代のPRって、何かパンフレットとか作って終わりでなく
お客様がどのように行動するのかという視点をしっかりシュミレーションして
お客様とのつながりを付作らないといけませんね。
「何のために?」という確認をすることがこのような落とし穴にはまらない
ポイントですね。
勝手に、ケーススタディーしちゃいましたけど、国頭の関係者の皆さん
お許しください。
最後まで読んでくださった方、長文になってしまって申し訳ありませんでした。
m( _ _ )m
12月8日に名護市にある北部会館のロビーで
「おっ!なかなかやるな!」
というポスターを見つけました。

〔国頭村が作ったポスターを新宿?の地下鉄通路に貼っているポスター〕
見たところ、東京の丸の内線新宿駅の地下通路に
「やんばる ふんばる 沖縄国頭村 http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/」
と沖縄ではおなじみの自然の動植物がドカンと写った大きなポスターが
壁一面に貼られた様子を紹介するためのポスターでした。
大型ポスターを一面に20枚くらい貼っていて、
女子高生やサラリーマンが覗き込んでいる。
国頭村、お金かけているな~!
と沖縄でもこんなことやる自治体があるんだと驚きました。
やんばるの自然をアップにした写真!
「やんばるふんばる」というキャッチコピー!
インターネットで検索してもらうためにURLも大きく入っている!
商売柄、仕掛人はどこの広告代理店なんて考えてました。

〔国頭村が作った「わんな~島」のポスター〕
このかりゆしウェアのひげのおじ~のポスターなんか、なかなかのモンですよね。
ちょうど手元にネットにつながるノートパソコンがあったので早速URLを入力してみました。
どんなサイトが出てくるのか・・・期待して!
http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/
Enter!
(・_・;) エッ・・・!
■事件が起きました。
やっちゃいました・・・国頭村役場の皆さん・・・
ヤンバルクイナも、きのぼりトカゲ?も・・・???と
びっくりしていると思います。

〔ポスターのURLを入力して出てきた国頭村公式Webのページ〕
URLを入力して出てきたサイト普通のが役場のホームページだったら多くの人は
「あれっ?なんか違うな~!」
って、別のサイトに数秒で飛んでしまう。
それでも、何かあるかもしれないと画面を下の方にスクロールすると・・・

〔一番下に何かバナーがありましたよ・・・?〕
何のバナーだか小さくてよくわかりませんがカーソルを合わせてクリック!

〔やんばるー国頭のバナーをクリック!〕
あまり期待しないでいると・・・出た~!
国頭村の役場のサイトとはぜんぜん違うFlushサイトが出てきた!

〔癒しのやんばる~国頭村サイトトップページ〕
東京の地下鉄通路の大きくてたくさん貼ってあったポスターと
同じイメージのサイトがやっと出てきました。
さすが国頭村、お金かけてますね・・・?
■落とし穴の教訓/目的は何だったの?
このポスターのことを取り上げたのは、
せっかくなけなしの予算を使ってポスターを作って、
新しいインターネットサイトも作っても
見た人たちに親切にわかりやすく情報を伝えているかな?
という、ケーススタディーとして取り上げさせていただきました。
東京でストレスあふれる毎日を過ごしている人たちに
「自然あふれるやんばる国頭に来て見ませんか?」という
メッセージを伝えて、観光に来てもらおうという計画だったんでしょうね。
すばらしい企画なんですが、しっかり落とし穴にはまってます。
ポスターを見て、立ち止まった人がどのような行動をするか?
という、お客様の視点から関係者の中に誰も考える人が
役場や広告代理店か印刷会社の人の中にいなかった!
もったいない話ですね。
今年の夏、久しぶりに東京に出張したとき、驚いたことがありました。
山手線の中で座っている人の多くが携帯電話かiPhoneをいじっている。
iPhoneで新聞読んでたり、メールしている人たちが目に付きました。
今の時代、誰しもが携帯電話を持ち歩いている。
そんな人が、国頭村のポスターの前で立ち止まったら何をするか?という
ことをこのポスターの関係者は考えていなかったように思います。
その人は、携帯電話を出してURLをメモするために写真を撮る。
iPhoneやスマートフォン持っている人だったら
「バーコードがないな~!気が利かないな~!」と思いながら
ネットにつないで「国頭村」と検索する。
国頭村公式サイトを見て、あの小さなバナー小さい画面では探せないと思います。
結果的に、
「時間がないからいいや!」
ってiPhoneしまっちゃう人、多かった光景が目に浮かびます。
とても、もったいないです、残念ですね。
誰が悪いという犯人探しは必要ありません。
目的を実現するために色々考えた、良い企画ができた、けれど
インターネットとスマートフォンの時代なのに
お客様の視点を欠いたばかりにもったいないことになった事例です。
本当の目的を実現するよりも、
ポスターを作って、新しいサイトを作って、東京の地下鉄の通路に掲示して
国頭村は東京でこんなPRをしましたよというポスターも作って・・・
本当の目的はなんだったんでしょうね。
本当の目的から、何かやっているうちにみんなの意識の中にある目的が
だんだんに目先のことになってしまうことって、実は、良くあるんです。
インターネットの時代のPRって、何かパンフレットとか作って終わりでなく
お客様がどのように行動するのかという視点をしっかりシュミレーションして
お客様とのつながりを付作らないといけませんね。
「何のために?」という確認をすることがこのような落とし穴にはまらない
ポイントですね。
勝手に、ケーススタディーしちゃいましたけど、国頭の関係者の皆さん
お許しください。
最後まで読んでくださった方、長文になってしまって申し訳ありませんでした。
m( _ _ )m
観光客がお客様?誰がお客様なのか?
2010年12月06日
このブログをはじめて、このブログを誰が読むのだろうか?
と考えると、私にとってのお客様が誰なのか?
ということなのですが、いまひとつはっきりしていないことに気づきました。
色々なセミナーなどの人財育成の講師をしたり、調査もしているのですが
それらを主催者は、県だったり沖縄総合事務局だったり、行政関係が多い。
直接、私を名指して指名してくれるケースはほとんどなく、
シンクタンクなどからの孫請けになっているケースが多いのが現実です。
そんな私が「ビジネス・ブログ」という言葉に魅力を感じたわけは、
やんばるや離島などで人財育成や事業支援をしている中で
「観光客に自分たちの特産品をお土産にしてもらうために商品開発します。」
という話をたくさん聞いてきました。
「美ら海水族館に年間300万人来場者があるけれど、
観光客はやんばるを回らずすぐ帰ってしまう!」
という話もやんばるの皆さんから聞いてきました。
そんな皆さんに
「私たちのお客様は、美ら海水族館に来る年間300万人の観光客!
なんて言わず、皆さんの商品やサービスを買っていただきたいお客様のイメージを
できるだけ具体的にはっきりさせましょう!」
なんて講座をして来ました。
もし、やんばる特産の果物を使ったジャムを作っているのであれば
300万人の観光客でなく、
「毎朝トーストで朝食を取っている20代、30代のOL」
「スイーツ好きで、ケーキ屋さんでケーキを買って帰り、
家で紅茶やハーブティーを入れて、ケーキにジャムやフルーツソースを
添えることを楽しんでいる30代の女性」
というようなイメージを膨らませることがとても大切です。
お客様とイメージした人たちがどのように自分たちの商品やサービスを伝えたら
選んでもらえるかを考え、伝える努力をして、お客様との関係を作っていくことが
商いですよね。
このポイントから自分のお客様を考えると、さあ大変、
お客様との関係作りをあまりしていないことがはっきりしてきてしまいました。
紺屋の白袴
このブログを続けながら、私自身もリセットして、自分のお客様との関係作りを
改めてはじめてみようと考えています。
〔問題〕 日本酒をあまり飲まない沖縄人に新潟の銘酒「越乃寒梅」の高いお酒を
どうしたら買ってもらえるか?を考えてみよう!

POPの札が銘柄と種類と値段だけで沖縄人は選んでくれるのだろうか?
どうぞよろしく
と考えると、私にとってのお客様が誰なのか?
ということなのですが、いまひとつはっきりしていないことに気づきました。
色々なセミナーなどの人財育成の講師をしたり、調査もしているのですが
それらを主催者は、県だったり沖縄総合事務局だったり、行政関係が多い。
直接、私を名指して指名してくれるケースはほとんどなく、
シンクタンクなどからの孫請けになっているケースが多いのが現実です。
そんな私が「ビジネス・ブログ」という言葉に魅力を感じたわけは、
やんばるや離島などで人財育成や事業支援をしている中で
「観光客に自分たちの特産品をお土産にしてもらうために商品開発します。」
という話をたくさん聞いてきました。
「美ら海水族館に年間300万人来場者があるけれど、
観光客はやんばるを回らずすぐ帰ってしまう!」
という話もやんばるの皆さんから聞いてきました。
そんな皆さんに
「私たちのお客様は、美ら海水族館に来る年間300万人の観光客!
なんて言わず、皆さんの商品やサービスを買っていただきたいお客様のイメージを
できるだけ具体的にはっきりさせましょう!」
なんて講座をして来ました。
もし、やんばる特産の果物を使ったジャムを作っているのであれば
300万人の観光客でなく、
「毎朝トーストで朝食を取っている20代、30代のOL」
「スイーツ好きで、ケーキ屋さんでケーキを買って帰り、
家で紅茶やハーブティーを入れて、ケーキにジャムやフルーツソースを
添えることを楽しんでいる30代の女性」
というようなイメージを膨らませることがとても大切です。
お客様とイメージした人たちがどのように自分たちの商品やサービスを伝えたら
選んでもらえるかを考え、伝える努力をして、お客様との関係を作っていくことが
商いですよね。
このポイントから自分のお客様を考えると、さあ大変、
お客様との関係作りをあまりしていないことがはっきりしてきてしまいました。
紺屋の白袴
このブログを続けながら、私自身もリセットして、自分のお客様との関係作りを
改めてはじめてみようと考えています。
〔問題〕 日本酒をあまり飲まない沖縄人に新潟の銘酒「越乃寒梅」の高いお酒を
どうしたら買ってもらえるか?を考えてみよう!

POPの札が銘柄と種類と値段だけで沖縄人は選んでくれるのだろうか?
どうぞよろしく
Posted by ひらりん at
18:35
│Comments(0)
受講者と講師の視点
2010年12月04日
昨日参加したこのブログを始めるきっかけになった
沖縄産業振興公社主催の「ビジネスブログ実践セミナー」
講師の比嘉さん、がんばってくれたのですが
内容はブログ開設講座になってました。
私の参加した目的は、
「ブログをビジネスツールと具体的に活用する方法が知りたい!」
というものでした。
有料セミナーだったので、ちょっと残念でした。
それでも、参考になったことがありました。
しかし、内容は15名くらいの参加者に合わせて
「ビジネスブログって何か?」って話もほとんどないままに
「最初に、Ti-daブログに皆さんのブログを開設することから始めます。」
と、講義が始まり、1時から5時までの間で教えてもらったことは
Ti-daブログの開設の仕方と機能の説明で終わってしまいました。
私の使っていたマシンが調子が悪く、データ更新をしても数分間つながらず
タイムアウトになってしまったり、色々手間取っていたりする部分は
しっかりサポートいただけていたのですが
「受講料の5,000円は高すぎ!」
なんて感じを受けました。
マシンを変えるとサクサク接続でき問題はなかったのですが、
マシンの管理が悪いな、なんて考えながらハッと気づいたことありました。
「自分が講師してきると時も、
参加者の目的に合わない内容を話しているかも?」
怖いですね。
( ^ _ ^; )
講師の話したいことと、受講生の知りたいこと
セミナーなどに参加してみないと判らないことという
受講生のリスクかもしれませんが・・・
この受講生と講師のギャップを埋めるためには講師が
もっと考えなければなりませんよね。
沖縄は何かと行政が主催するセミナーや講座が目白押しで
ほとんどが無料!
主催側も、セミナーや講座を実施することが目的になってしまっていて
参加した人たちの次に活かせる内容になっているのか?ということを
あまり意識しなくなっているかもしれませんね。
こんなことに気づいた今回のセミナー!
5,000円は投資ですかね?
講師の比嘉さんと産業振興公社に感謝!
m( _ _ )m
さあ、来週の私が名護で講師をする講座
参加いただいた皆さんがメリットになるような内容にするために
の準備しなくちゃ!
沖縄産業振興公社主催の「ビジネスブログ実践セミナー」
講師の比嘉さん、がんばってくれたのですが
内容はブログ開設講座になってました。
私の参加した目的は、
「ブログをビジネスツールと具体的に活用する方法が知りたい!」
というものでした。
有料セミナーだったので、ちょっと残念でした。
それでも、参考になったことがありました。
しかし、内容は15名くらいの参加者に合わせて
「ビジネスブログって何か?」って話もほとんどないままに
「最初に、Ti-daブログに皆さんのブログを開設することから始めます。」
と、講義が始まり、1時から5時までの間で教えてもらったことは
Ti-daブログの開設の仕方と機能の説明で終わってしまいました。
私の使っていたマシンが調子が悪く、データ更新をしても数分間つながらず
タイムアウトになってしまったり、色々手間取っていたりする部分は
しっかりサポートいただけていたのですが
「受講料の5,000円は高すぎ!」
なんて感じを受けました。
マシンを変えるとサクサク接続でき問題はなかったのですが、
マシンの管理が悪いな、なんて考えながらハッと気づいたことありました。
「自分が講師してきると時も、
参加者の目的に合わない内容を話しているかも?」
怖いですね。
( ^ _ ^; )
講師の話したいことと、受講生の知りたいこと
セミナーなどに参加してみないと判らないことという
受講生のリスクかもしれませんが・・・
この受講生と講師のギャップを埋めるためには講師が
もっと考えなければなりませんよね。
沖縄は何かと行政が主催するセミナーや講座が目白押しで
ほとんどが無料!
主催側も、セミナーや講座を実施することが目的になってしまっていて
参加した人たちの次に活かせる内容になっているのか?ということを
あまり意識しなくなっているかもしれませんね。
こんなことに気づいた今回のセミナー!
5,000円は投資ですかね?
講師の比嘉さんと産業振興公社に感謝!
m( _ _ )m
さあ、来週の私が名護で講師をする講座
参加いただいた皆さんがメリットになるような内容にするために
の準備しなくちゃ!
いつまで続くでしょうか?
2010年12月03日
ビジネスブログのセミナーに参加しています。
沖縄県産業振興公社の「ビジネスブログ実践セミナー」に参加しています。
いままでいくつかのブログに挑戦しても続かなかった私ですが
「ビジネスブログ」という言葉にひかれて参加してみました。
インターネットの活用は、よくわかっているのですが
こと自分のことになると紺屋の白袴状態!
さあ、これからどうなるのか?
ご期待ください。
那覇市IT創造館で開催されているセミナーには15名ほど参加しています。
案内のチラシでは、少々チャライ写真だった比嘉豊太参加講師
これからビジネスブログのコアな話が聞けるようです。

講師の比嘉豊太さんとセミナーの様子
沖縄県産業振興公社の「ビジネスブログ実践セミナー」に参加しています。
いままでいくつかのブログに挑戦しても続かなかった私ですが
「ビジネスブログ」という言葉にひかれて参加してみました。
インターネットの活用は、よくわかっているのですが
こと自分のことになると紺屋の白袴状態!
さあ、これからどうなるのか?
ご期待ください。
那覇市IT創造館で開催されているセミナーには15名ほど参加しています。
案内のチラシでは、少々チャライ写真だった比嘉豊太参加講師
これからビジネスブログのコアな話が聞けるようです。

講師の比嘉豊太さんとセミナーの様子